「No AIブログ」とか「No AIメルマガ」とか、クレジットする時代が来る?

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お疲れさまです。
MEGAです。
いきなりマニアックな話で恐縮ですが、
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■No Synthesizers Used
(シンセサイザーは使われてない)
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と聞いてピンと来る人いますか?
これ、知っていたら、かなりの洋楽通かもしれない。笑
1970年代に次々とミリオンセラーを飛ばしたアメリカのプログレッシブロックバンド「Boston(ボストン)」のアルバムの裏には、「No Synthesizers Used(シンセサイザーは使われてない)」「No Computers Used(コンピューターは使われてない)」とクレジットされています。
時代を振り返ると当時は、シンセサイザーや、コンピューターを駆使した音楽が、次々と世に出始めた頃でした。
なにせ、シンセサイザーとコンピューターを使ったら、ドラムやベース、オーケストラの音まで、いとも簡単に出せてしまう。
プログラムするだけで、音楽が完成できてしまう。
そこには、練習も要らないし、ミスもない。バンド内でのイザコザも起こらない。。
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もう、バンドいらないじゃん!
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みたいな流れが起き始めていた時代でした。
その真っ只中に、「このアルバムの音は、シンセもコンピュータも使わねぇ!全部生身の人間が演奏してるんだよ!」という主張が、なんか、めちゃカッコよかった。
彼らの音楽は、それまでの「ロックバンド」の枠をあまりに突き抜けていて、「宇宙的」とも言える斬新なサウンドだったから、アルバムを聞いたリスナーたちは、シンセサイザーが使われている・・と思うひとが多かっただろう。
でも、全て、生身の人間が作った音。生身の人間が演奏している。
なんたって、LIVEでそのまま演奏してるわけだから演奏レベルはやっぱり神だと言わざるを得ない。
あの当時、この「Boston」のコダワリや職人気質な音楽づくりが私は大好きだった。とにかく、かっこいいんだからそれだけで、正義だった。
ブログやメルマガに「No AI」とクレジットする時代が来る?
こうした時代の流れは音楽にとどまらず、映画界でも、かつては特撮部隊が、知恵と経験と、巨額の予算をつぎ込んで、「特撮」していたシーンが、3D CGグラフィックの登場で、特撮では追いつけないほど、リアルな映像を映画の中に組み込むことが出来るようになってきている。
すげぇな。
すげぇ、、けど、
音楽も、映画もどっちがホンモノで、どっちがニセモノとか、そういう議論などどうでもいいと思っていて。
だって、聴視者は好きなものを聞けばいいだけなのだから。
時代は常に変化、進化するので、私は進化は受け入れ、取り入れたいと思っている。
今の時代に、
・電気は使わない
・車は乗らない
・スマホもPCも信じない!
とかじゃなくて、いいでしょ。笑
便利なものは当たり前に使えばいい。
ただ、「どっちが好みか?」という選択肢は残っていてほしい。
シンセサイザーの音が好きじゃない。人間が叩くからこその、ドラムのリズムの揺れが心地よい。という人もいるし、コンピューターが作った音楽が心地よい!という人もいる。
それは「好みの差」であって、どらが優れている・・とかの議論は無意味だし、どちらを選んでもいいじゃん。。って。
「選べる」ことが大事だし、作品を提供する側は、何を大事にしたいかによって、表現方法を自由に決めればいいのだから。
で、
時は変わって2025年。
生成AIが全盛期を迎えようとしている。
このAIの登場は「産業革命」とか「インターネットの普及」ぐらいの位置づけまで来ている。
・TwitterをAIで回す人
・メルマガをAIに書かせる人
・ブログ記事をAIに書かせる人
が今後は増えていくのでしょう。
そして、AIの使い方を、AIが使えない人向けに教える教材などが、今後、バカ売れしていくのでしょう。。
ただ、「今ある職業の半分はAIに奪われる」はどうかな?笑
AI教材を売り込みたい側のロジックだと思うし、結局は「最後は好み」になるんじゃない?
「No AI」とか、いちいちメルマガに書く?
「このブログは、AIを使っていません!」とか、いちいちお断り、入れる?
いやいやいや、、それこそ、どっちでもいい。笑
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電卓で2時間かけて計算するところを
パソコン使ったら1分で終わるのなら、パソコンを使えばいいじゃん!
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なだけの話と一緒なので、AI使ってる、AI使ってないとか、いちいちこだわってる方が笑える。
『このブログは外注ライターさんに書いてもらっています!』
とか、いちいち書かないでしょ?って。笑
ブログでも、メルマガでも音楽でも、イラストでも、映画でも、面白いものは面白いし、つまらないものはつまらない。
心に沁みるものはグッとくるし、made in Humanでも、made in AIでも、響かないものは響かない。
消費者が自由に選べばいいと思うし、作り手は、自分の信念を貫いたらいいと思うよ。
こだわるべきは、
「読者に響くか?」
「読者に伝わるか?」
「読者の心が動くか?」
なので、これは100年前も100年後も変わらない部分だと思ってます。
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