危険または中傷的なコンテンツに関するポリシーの更新(2022 年 6 月)~「美白」というキーワードが使えなくなる日
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Googleのポリシー変更が発表されました。
ブログアフィリエイトにおいても、少なからず影響があると思いますので、記事に取り上げてみました。
Googleが広告ポリシーの「危険または中傷的なコンテンツに関するポリシー」を更新
今回のポリシー改訂での最大の注目点は、肌の色に優劣を付ける美白製品の宣伝を禁止という部分だと思います。
Google日本語訳の原文はこちら
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危険または中傷的なコンテンツに関するポリシーの更新(2022 年 6 月)
6 月に Google は、不適切なコンテンツのセクションにある危険で蔑称的なポリシーを更新し、 ある肌の色が別の肌の色よりも優れていることを示唆する美白製品の宣伝を禁止します。
こうした製品の広告は、ポリシー施行ガイドラインの下で禁止されます。
このポリシーの更新内容をよくお読みになり、お客様のアカウントに禁止対象の広告があるかどうかをご確認ください。
該当する広告がある場合は 2022 年 6 月 30 日より前に削除してください。
出典:Google広告ポリシーヘルプ
URL:https://support.google.com/adspolicy/answer/11933633?hl=ja#
英語版のGoogleポリシーでは、「危険で蔑称的なポリシー」という表現になっています。特にアメリカでは肌の色に関する話題はセンシティブな問題ですから、表現も直接的ですね。
Googleといえば、法律遵守はもちろん、ユーザーの安全性と利便性を常に第一に考える「ユーザーファースト」を掲げる企業として有名です。
ゆえに、Googleが掲げる広告のポリシーでもユーザーにとって有害であると判断されるコンテンツに関しては厳しい基準を設けています。
今回の広告のポリシーの見直しで、「不適切なコンテンツ」セクションの危険で蔑称的なポリシーが更新されました。
その中で、うたわれているのが、「肌の色に優劣を付ける美白製品の宣伝の禁止」です。
確かに「美白」という言葉そものが、「白い肌」=「美」という考えに基づいた表現ですものね。白以外は「美ではない」という考え方を生む要因となる・・という解釈は自然かもしれません。
どこに影響があるの?
Googleは広告の利用者に対して、「禁止対象の広告の有無の確認と、該当する広告の2022年6月30日以前の削除」を呼びかけています。
今回の更新は「広告ポリシー」というカテゴリですので、まずは
- Googleアドセンス
- Google広告
- GDN
- YouTube広告
が対象になると思われます。
あとは、広告主のLPも影響してくるでしょう。
僕らの扱うブログ(SEO)というジャンルではどうなの?
恐らく、ここが一番知りたいところだろうと思いますが・・・
正直、私にも分かりません。
このポリシーを読む限りは、今すぐ「美白」というキーワードで書いている記事にはペナルティーで圏外へ・・という話ではないと思います。
ただし、過去の流れを考慮すれば、Googleの今回の判断を受けて、今後、薬機法も追従してくることは予想されます。
世の中の流れ的に「美白」というキーワードに対して、価値観が変わってくるのはそれほど遠い話ではないと思いますし、当然Googleでも、上がりにくくなっていくことは間違いないかな・・という印象です。(あくまで、私個人の見解として受け止めてくださいね。)
「世の中の流れ」という大きな動きを考えると、これに対して四の五の言うよりは、早めの対応で考え方を切り替えて時代の流れに乗っていくことが必要ではないかと思います。
実際には「美白」ではなく、「メラニン色素の沈着を抑える」という表現になるのかな・・(今の時点で良い表現が浮かばないけれど。。)
まぁ、これもとらえ方ですから、「今まで稼いでいたキーワードが通用しなくなる」と嘆くより、より時代の流れに沿った、検索ユーザーに寄り添った「次のキーワード」を探して、いち早く行動した方が良いと思います。
Googleのポリシーが変わろうが、薬機法が変わろうが「女性が肌の透明感を求める気持ち」がなくなることはないだろうと思います。
ニーズ・ウォンツがある限り、何かしらのキーワードで検索はされ続けるはずですので。
一旦、Googleのポリシー改訂の速報・・という記事で締めますが、今後、詳細・続報があればこの記事に加筆しますね。
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